2006 No.47
(1113 -1119)
 

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胡主席、APECサミット参加の指導者たちと会合

アジア太平洋経済協力会議(APEC)の非公式サミットに参加している中国の胡錦涛国家主席は11月18日ハノイで、このサミットに参加した一部の国の指導者と会合し、中国とこれらの国の二国間関係及びAPECのプロセス推進などについて意見交換を行った。

ロシアのプーチン大統領との会合で、胡錦涛主席は、中露双方がこれからも努力し、協力規模を拡大し、協力内容を充実させ、両国の経済協力と貿易を新しいレベルに引き上げていくよう提案した。

これに対しプーチン大統領は、ロシアの資源開発への中国企業をロシア政府は支持するとした上で、双方の環境保全分野の協力を強めることを期待した。

日本の安倍首相との会合で、双方は、両国関係の良好な発展の勢いを保ち、二国間関係をより高いレベルに引き上げ、対話を通じての朝鮮半島核問題の解決に努めていくことで一致した。

インドネシアのユヨドノ大統領との会合で、双方は、両国の戦略的パートナーシップの全面的な推進、エネルギー、電力、インフラ施設など分野の協力のこれまでの成果に満足の意を示した後、二国間関係と互恵の協力を絶えず深めていくことで一致に達した。

ニュージーランドのクラーク首相との会合で双方は、両国の各分野の協力の強化について共通の認識に達したことを高く評価し、中国・ニュージーランド自由貿易区の設置についての交渉を続けていくことに同意した。

胡錦涛主席はこのほか、パプヤニューギニア、カナダとメキシコの指導者とも会合を行った。

「CRI」より2006年11月19日