胡錦涛国家主席、ラオス国家主席と会談
胡錦涛国家主席は11月19日、ラオスの首都・ビエンチャンで、ラオス愛国戦線の総書記のチュンマリ国家主席と会談を行なった。両国の指導者は、「共に努力し、長期的に安定した友好関係を発展させ、互いに信頼し、全面的に協力するという方針を踏まえて、両党と両国の関係をより高いレベルへ引き上げていく」ことで意見の一致を見た。
胡錦涛国家主席は「新しい世紀に入って以降、中国とラオスの党と国の関係は全面的に発展しており、多くの分野とレベルで発展の趨勢を見せている。ラオスが、台湾や、チベット、人権など、中国の国家主権と根本的な利益に関わる重大な問題で中国を一貫して支持していることに、中国は感謝の意を示す」と述べた。
これに対し、チュンマリ国家主席は、中国との経済貿易協力も強化することに期待を示した。
この日の夜、両元首は、北京放送ビエンチャン放送局のオープニングに共に参加し、胡錦涛国家主席は挨拶の中で、「両国人民の相互理解と友情増進に新たな架け橋ができた。両国の全面的な協力関係がさらに促されるだろう」と述べた。
「CRI」より2006/11/20
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