2006 No.48
(1120 -1126)
 

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中日技術革新及びアウトソーシング
合作会議が無錫で開催

中日技術革新及びアウトソーシング合作会議がこのほど、無錫市人民大会堂で開かれた。これは無錫市人民政府が主催し、中国商務部投資促進事務局、日中投資促進機構、日本国際貿易促進協会、瑞穂コーポレート銀行、東京三菱UFJ銀行が協力したものである。無錫市副市長の貢培興氏、日本国際貿易促進協会理事長の中田慶雄氏、商務部アジア司副司長の宋耀明氏がそれぞれあいさつし、無錫市対外貿易経済合作局党組書記の呉峰楓氏、日本貿易振興機構上海事務所所長の薮内正樹氏らが基調スピーチをし、無錫市の外注発展と日本企業の中国への進出要点について、意見を出した。また、「江蘇省FOBサービス外注基地」の授与式も行われた。

挨拶で、無錫市副市長の貢培興氏は「中国は『世界の工場』から『世界のオフィス』になる見込みだ。無錫は中国揚子江デルタ経済圏の核心的都市で、これまでに、電子情報、機電一体化、生物医薬などの先進的分野の国際製造業基地となった。現代サービス業は始まったばかりだが、勢いが強い。2005年、無錫サービス業はGDPの40%を占め、情報産業の総生産が1000億元に近く、ソフトウエアとソフトウエアーサービスの売上が100億元に迫り、伸び率が50%以上となった。今後、『無錫旅情』という歌を通して、日本との往来と交流をより頻繁にし、双方の国民の間の理解と友情を深め、双方の文化、経済貿易など分野での提携を一層増やして互いの利益になる」と述べた。

統計によると2006年10月現在、無錫市に対し投資を行う日本企業は1078社に達し、累計投資額は78億ドルになる。世界500強企業である日本のシャープ、ソニー、松下なども無錫に投資し79社を設立しており、日本は無錫にとって最大の貿易相手国となっている。また、無錫市は明石市、相模原市と友好都市を締結しており、日本からの観光客はここ数年毎年10万人前後と安定している。