2006 No.48
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河南省洛陽で、東漢皇帝陵墓遺跡が発見

河南省洛陽第二文物工作隊は先ごろ、洛陽偃師白草坡村で東漢時期の皇帝陵墓遺跡を発見した。専門家によると、東漢皇帝陵墓を発見したのは今回が初めてだという。

中国歴史の一環として、光武帝・劉秀は紀元25年に洛陽を首都として定めてから、東漢は12皇帝、200年間を経た。12皇帝のうち、現在の河南省焦作に葬られた漢献帝を除き、ほかの11皇帝が洛陽に葬られた。

調べによると、同遺跡は東西が333メートル、南北が380メートル、面積が12.5万平方メートル。発掘区の西南部では、考古者はまた、墓道の幅10メートル、直径約125メートルの大型封土墓1カ所を発見した。

河南省洛陽市の文物専門家によると、東漢時期の皇帝陵墓のほとんどは直径が130〜140メートル。今回の発掘で得たデータはそれとほぼ一致した。遺跡、出土された器具を研究し、文献資料を参考にした上、それを東漢皇帝陵墓遺跡として定め、封土墓も皇帝陵墓だという。

「新華ネット」より2006年11月27日