温家宝総理、日米印韓のエネルギー閣僚と会談

中国・インド・日本・韓国・米国が参加する「5カ国エネルギー担当閣僚会議」が12月16日、北京で開催された。温家宝総理はこの日、同会議に出席するため訪中したインドのデオラ石油・天然ガス相、日本の甘利明経済産業相、韓国の丁世均・産業資源相、米国エネルギー省のボドマン長官らと会談した。温総理は次のように述べた。

エネルギーの節約は中国経済が直面している戦略的問題だ。われわれは省エネ社会建設のため、政策・技術・投資によってエネルギー消費の低下事業を大々的に進めている。石炭・石油・天然ガスの合理的利用を続けると同時に、風力・太陽光・バイオエネルギーを含む再生可能エネルギーを積極的に開発している。中国政府はエネルギー開発・利用、とりわけ省エネ、エネルギー対効率の向上、代替エネルギー、環境保護などの分野で各国と協力を強めていきたいと考えている。中国は世界のエネルギーの供給安定と安全保障、持続可能な発展に貢献していきたい。

「人民網日本語版」 2006年12月17日