2006 No.51
(1211 -1217)
 

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熊本城で太極拳交流 中日の愛好家700人参加

中日の700人、熊本城をバックに優雅な演武。本場・中国の愛好家らが参加した大規模な太極拳の交流演武が11日午前、熊本市の二の丸広場であり、映画のシーンのような壮大な光景に、訪れた観光客らも足を止めて見入っていた。

中国からの観光客を呼び込もうと九州観光推進機構(田中浩二会長)が企画した。第一回は今年3月、宮崎市の青島海岸と、桜島を望む鹿児島市で開催。今回は、築城四百年が間近に迫る熊本城を会場に選んだ。

北京市老年人体育協会の会員ら約150人と県武術太極拳連盟の愛好家ら約550人が参加した。「九州の観光名所で太極拳をしてもらえば、旅先でのいい思い出になり、リピーターも増える」と同機構海外誘致推進部の大石健太郎アドバイザー(55)。

朝日を浴びた天守閣をバックに、午前九時すぎから日中の「武術家」たちが交互に登場。音楽に合わせ、ゆるやかで伸び伸びとした動きで、数百人が一糸乱れぬ演武を披露した。北京市から参加した張桂玉さん(54)は「熊本城という名所で太極拳ができ、最高でした。熊本の人は親切で、もてなしも上手。また観光旅行で来たい」と話していた。