安倍首相「日中両国の交流拡大へ向け努力

日中友好協会が発行する新聞「日本と中国」の新年号に、日本の安倍晋三首相が同誌に寄せた新年の挨拶が掲載されている。安倍首相は挨拶のなかで、「2007年は日中両国の国交正常化35周年だ。『日中文化・スポーツ交流年』を中心に国民間の交流の飛躍的拡大に向け努力し、『戦略的互恵関係』を構築する」と述べた。概要は以下の通り。

首相就任後初の外国訪問として、重要な隣国中国を訪れた。訪中の実現は、日中両国が二国間関係を重視し、対話交流の必要性を認識していることを表している。訪中後、胡錦濤主席とハノイで再び会談を行い、両国交流を促進させることで意見が一致した。2007年は日中両国の国交正常化35周年だ。国交正常化以来、両国は各分野での交流を深め、経済や人的往来でかつてないほどに密接な関係を築いてきた。

「人民網日本語版」2006年12月23日