無形文化遺産国際会議、来年中国で初の開催

文化部の周和平副部長は13日、「中国は国際的な無形文化遺産の保護に積極的に参与しており、来年に政府間委員会会合を開催し、無形文化遺産の傑作に関する諸ルールなどを制定する」と発表した。中国が無形文化遺産国際会議を開催するのはこれが初めて。　

2006年６月、ユネスコの「無形文化遺産の保護に関する条約」締約国会議の初会合で、中国は18カ国からなる第１回無形文化遺産保護政府間委員会の委員国に選出された。中国政府の無形文化財保護活動の実績が国際社会から認められたもので、今後の保護活動に積極的に参与する条件が整った。

中国はこれまで国際的な無形文化遺産保護に積極的に参与してきた。03年10月、第32回ユネスコ総会で「無形文化遺産の保護に関する条約」が採択されたが、中国は制定のための全作業に参与し、04年８月に同条約に加盟、世界で最も早い加盟国の一つとなった。また、世界でも「人類の口承及び無形遺産の傑作」の登録数で最多国の一つ。