2007 No.01
(1225 -1231)
 

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中国の核戦略について 国防白書

国務院新聞弁公室は29日、「2006年中国の国防」と題した国防白書を発表した。以下は中国の核戦略に関する部分の記述。

自衛的・防御的核戦略を堅持する。中国は核戦略において、国の原子力政策と軍事戦略を貫徹し、その根本的目的は他国の核兵器による威嚇と使用をけん制することである。中国は、いかなる時も、どのような状況であっても核兵器の先制使用はしないという政策を掲げており、核兵器を持たない国や地域に対し、核兵器の使用や威嚇を行わないことを無条件で約束し、核兵器の全面禁止と徹底廃棄を主張する。中国は「自衛反撃と有限発展」の原則を堅持し、国家の安全保障要求を満たす効果的な核保有量に着目し、核兵器の安全性、信頼性を確保し、核保有の戦略的抑止としての作用を維持する。中国の核保有量は中央軍事委員会が直接指示する。中国の核の発展は極めて抑制されたものであり、過去にも将来にも、いかなる国とも核軍備競争はしない。

「人民網日本語版」2006年12月29日