中国、一般特恵政策改め高エネルギー
消費・高汚染外資を制限
国家発展改革委員会(国家発改委)の張暁強副主任はこのほど、「当面、外資には生産性の高いサービス業および近代的サービス業への投資を奨励する」と述べ、今後しばらくは一般特恵の外資利用政策を改め、戦略性と先進性を兼ね備えた業界のリストを制定したり、買収合併のための特殊審査機関を設立したりするなどして、高エネルギー消費、高汚染の外資プロジェクトが国内に入ってくることを厳しく制限していくとの考えを示した。
また、張暁強副主任は、「その地に適した外資利用戦略を制定することが必要で、中西部地域や東北地方など旧工業地帯への投資を奨励、国外から同地域への融資の割合を増加させ、研究開発から製造販売まで一体化した産業チェーンを形成できるようなプロジェクトの導入を奨励する」と述べた。
さらに、「今後、国外特別融資地区と産業構造を最適化し、国外特別融資の80%以上を中西部地域に注入していく」とした。
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