06年、中国が世界第２の新車販売市場に

欧米や日本の自動車市場が低迷を続けているなか、2006年、中国の自動車生産・販売台数は共に720万台を超え、前年に比べ25％増加。中国は米国に次ぐ世界第２の新車販売市場となった。

中国汽車（自動車）工業協会がこのほど発表した最新の統計によると、06年、中国の自動車生産・販売台数はそれぞれ前年比べて27.32％、25.13％増加し、727万9700台、721万6000台となった。このうち、乗用車はそれぞれ同32.76％、30.02％増の523万3100台、517万6000台、商用車はそれぞれ15.25％、14.23％増の204万6600台、204万台だった。

また、一般乗用車の生産・販売台数は同39.25％、36.89％増加の386万9500台、382万8900台。乗用車は、自動車の生産、販売台数増加の主力となっている。同年新たに増加した自動車販売台数は140万台余り、このうち乗用車は100万台余りを占めている。

06年、中国の10大自動車メーカーの販売台数は全国の83.87％を占めた。販売台数は多い順に上海汽車股?有限公司（122万4000台）、一汽（116万5700台）、東風汽車股?有限公司（93万2300台）、長安（70万8700台）、北汽（68万5100台）、広汽（35万2300台）、奇瑞（30万2500台）、哈飛（26万6800台）、華晨中国汽車控股有限公司（21万200台）、吉利汽車控股有限公司（20万4400台）だった。