2004 No.10
(0301 -0305)

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パウエル米国務長官、
「台湾独立を支持せず」と強調

米国のパウエル国務長官は3月2日、ワシントンのシンクタンク「ヘリテージ財団」でスピーチを行い、「米国は1つの中国政策を堅持し、台湾独立を支持しない」と強調した。

パウエル長官は「米国は台湾の現状を一方的に変えようとするいかなる行動にも反対する。米国はすべての能力を尽くして、台湾海峡の平和と安定を確保するだろう。これに関し、ブッシュ大統領の姿勢は完全に明確だ」と指摘した。

米中関係については、「中国と各分野で『率直で誠意ある、建設的な協力関係』を発展させる。これは米国の政策だ。米国は『存在感ある1つの中国がグローバルな責任を担える』ことを希望する」と述べた。

パウエル長官は中国情勢と対中政策について何度も触れ、市場経済分野での中国の大きな進歩を肯定した上で、清華大学でのブッシュ大統領のスピーチを引用して、「米国は、強大で平和的な、繁栄する1つの中国の誕生を歓迎する」と述べた。