親民党・宋主席の一行、汪道涵氏と会見
海峡両岸関係協会の汪道涵会長は5月8日、上海で親民党の宋楚瑜主席ら一行と会見した。双方は会見の中で次のように述べた。
▽汪会長
両岸(大陸部と台湾)の対話・交渉の問題について、われわれの立場と態度は一貫しており、明確だ。1992年、両会(大陸部・海峡両岸関係協会、台湾・海峡両岸基金会)はそれぞれ口頭で、「海峡両岸はいずれも『一つの中国』を堅持する」という共通認識を表明した。これは両会による対話・交渉の土台となっている。「一つの中国」の原則承認に向けて、台湾のいかなる人物、いかなる政党が努力することも、われわれはすべて歓迎する。
▽宋主席
汪会長は両岸の平和、両岸関係の発展のため、長年にわたり最大の努力を尽くして来られた。台湾の同胞らはこれに非常に敬服している。今回の汪会長との面会を通して、両岸関係の発展や両岸の平和に対する台湾の民衆の願いを再度伝えたい。
「人民網日本語版」2005年5月8日