中国の大手小売企業100社の
１月の売上高は180億元

中国商業連合会と中華商業情報センターは、中国の大手小売企業100社の2004年１月の売上高の状況を発表し、全体の売上高が187億3600万元で、前年同期と比べて21.9％増となったことを明らかにした。

商品別で見ると、売上高が前年同期より増加したものは調査対象の28品目の中の24品目。特に食品関係がほぼ全体的に増加しており、肉類、野菜、果物類などで食品の安全性、利便性の向上が消費に結びついた結果と見られている。

アパレル関係はブランド指向、品質指向に消費が傾いた。100社の大手小売企業全体の売上高は47億9000万元で、前年同期と比べて26.6％増えた。ハイテク製品は携帯電話、デジカメ市場が活況を呈し、前年同期と比べて57.7％増と大幅な伸びを示した。

装飾品の売上高は前年同期比22.9％増の6億1000万元となった。化粧品の売上高は前年同期比20.9％増の5億1000万元に達した。中国の消費傾向は全体的に嗜好型消費に移行し、健康食品や運動器具などへの消費も目立つことになった。