ASEAN、「一つの中国」政策堅持の声明を発表

東南アジア諸国連合（ASEAN）は3月4日、非公式の外相会議を開いた。各国外相は台湾問題について、ASEAN諸国の外相が台湾問題で共通認識に達したことを対外的に宣言するため、議長国インドネシアのハッサン外相がASEANを代表して声明を発表することで一致した。

会議後、ハッサン外相は「ASEANは現在の台湾海峡の情勢に注目し、情勢を悪化させるいかなる行動、つまり台湾が行おうとしている『住民投票』は回避すべきだと強調する」と宣言した。
今回の声明は、ASEANが台湾問題について発表した最初の共同声明で、加盟国全体が「一つの中国」の政策を堅持していく立場を示すものである。