中国は石油備蓄計画を始動
国務院発展研究センター産業経済研究部の責任者である馮飛氏は3月4日に開かれた中国石油天然ガス発展フォーラムの席上で、中国は2005年末までに35日分の原油輸入量に当たる戦略的石油備蓄計画を立てることを明らかにした。
馮氏は中国の石油輸入量は2003年は9100万トンに達したが、2010年は1億4000万トンに増大するという予測を示した。これに比例して、国の戦略的石油備蓄量は2010年には50日分に拡大されるものと見られている。
2005年の石油備蓄計画に基づいて、主な石油企業は21日分に相当する石油備蓄を進め、政府は14日分に相当する国家備蓄を進める。また、2010年には備蓄量がそれぞれ28日分、22日分に引き上げられる。
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