2004 No.11
(0308 -0312)

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>> 経済

 

世界有数の海運会社が続々と中国に進出

デンマークマスキー、中遠など世界有数の海運会社は続々と青島港で埠頭をつくったり水路を切り開いたりしており、埠頭作業器械、埠頭輸送、埠頭物流などの関係産業も急ピッチで立ち上がっている。その結果、青島港は中国で率先して「万国埠頭」という国際的中継港になる可能性がある。 

青島港はこれまで中国唯一の大型コンテナ、石油、鉱石、石炭など貨物を同時に取り扱うことのできる近代的な港湾の役割を果たしている。昨年、青島港の貨物取扱量は1億4100万トン、コンテナ取扱量は423万8000標準コンテナに達し、中国第3位と世界第15位にランクされた。

青島港前湾コンテナ埠頭は中国国内で規模が最も大きく、施設が最も進んだコンテナ深水埠頭であり、前湾2期と3期という二大プロジェクトがある。中国交通部水面司の徐光副司長は、青島港の前湾3期は国際的な先進的水準に達し、シンガポール、韓国、香港特別行政区の埠頭と比べても見劣りするところは全然ないと評価した。

デンマークマスキー、中遠などは青島港に強い興味を示し、青島港と契約を結び、目下は8億8700万ドルを投資した中国最大のコンテナ埠頭は建設中である。

共同経営の青島港前湾コンテナ埠頭は10のコンテナ船舶専用深水バースがあり、港湾延長線が約3400メートル、積置場が約225万平方メートル、バースの深さが17.5メートル、コンテナ積込量1万標準コンテナのスーパーコンテナ船が寄港することができ、年間コンテナ通過能力は650万標準コンテナ以上に達する。