2004 No.12
(0315 -0319)

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湖南省の細菌戦訴訟第3次応援団が出発

湖南省常徳市から3月14日、細菌戦訴訟の第3次応援団が出発し、日本に向かった。
楊志恵さん(83)は、第二次大戦中、旧日本軍が同市で展開した細菌戦の被害者の一人。細菌戦でペストに感染した楊さんは、治療中にひどいリューマチが発病し、現在は生命を維持するために毎日大量の薬を服用している。18日の公判再開のニュースに対し、楊さんは「裁判は絶対に最後までやり遂げ、日本と全世界に中国人の決意を見せてほしい」と語った。

第3次応援団は市内各界の支援を受けて結成された。団長を務める常徳師範学校校長によると、「今回の応援団はいずれも若い人によって構成されている。これは、日本の侵略者に対する訴訟に身を投じる中国人が、満足な結果を手に入れるまで戦い続けることを示すものだ」と語った。

第3次応援団は総勢23人。18日に再開公判を傍聴するほか、さまざまな方法で原告団を支援し、20日の「世界反戦デー」には東京で反戦デモに参加する予定である。