西部大開発推進の諸問題
国務院はこのほど、「国務院
西部大開発のさらなる推進に関する若干の意見」を公布した。同意見は主に次のように指摘している。
西部大開発の実施は、長期にわたる、きわめて困難な歴史的任務である。西部大開発のさらなる推進に際しては、現在もなお多くの矛盾と問題が立ちはだかっている。インフラ整備の立ち遅れは、西部地域発展の足かせとなるウィークポイントだ。生態環境は部分的にはある程度の改善がみられたが、全体としては今なお全体的な悪化していることに変わりがない。水資源の不足問題は深刻で、教育や衛生などの社会事業も大きく立ち遅れている。人材不足・人材流出も深刻だ。西部大開発のさらなる推進のためには、これまでの経験を総括し、政策や措置を整備し、重要な諸項目を着実に実行する必要がある。
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