中国のネット接続時間は週平均13.4時間

中国のドメイン管理者である中国ネットワークインフォメーションセンター（ＣＮＮＩＣ）が2004年１月に発表した「第13回インターネットレポート」によると、中国のインターネット利用者のインターネットに接続する時間は週平均13.4時間であることが明らかになった。

中国のインターネット人口は増加を続けているが、その利用時間については、2000年から2004年にかけてＶ字型の成長をみせていた。インターネットに対する興味が急速な高まりをみせた2000年は、ネチズンらのネット接続時間も週平均16−17時間を記録した。

しかし、インターネットの一般化が始まった2001年、2002年になると、インターネット利用者層や利用目的などの幅が広くなったことやローバンドの限界などから、接続時間も週平均8時間台へと低下した。

2003年に入ると、ブロードバンドの普及に伴い接続時間も増加した。中国でも常時接続、接続速度の高速化といったブロードバンドのメリットが大いに歓迎され、下半期には週平均13時間台にまで回復した。今年はブロードバンド人口が爆発的に増加する年になり、ネット接続時間もますます長くなるものと見られている。