2004 No.13
(0322 -0326)

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第11次5カ年計画、急ピッチで検討中

国務院発展研究センター主催の「中国発展トップフォーラム」の年次総会が3月21日、北京で開幕した。同フォーラムは2000年に始まり、これまでに年次総会を4回、特別テーマシンポジウムを3回開催している。今総会のテーマは「中国の全面的で、調和のとれた、持続可能な発展」である。国務院の曽培炎副総理が出席し、次のようにあいさつした。

中国は、より直接的かつ強力な措置を講じて、農業増産・農民収入増加・農村発展を促進し、西部大開発および東北地区旧工業基地の振興を推し進める。雇用・社会保障事業を強化し、都市・農村の人々の収入増に努め、一般市民の切実な利益に関わる大きな問題を適切に解決する。

中国は新しい型の工業化方針を堅持し、粗放型から集約型への経済成長方式の転換を強く推し進める。循環型経済を発展させ、環境に優しい生産生活様式と文明的な消費形態を社会全体で提唱する。

中国政府は経済調節・市場管理・公共サービス・社会管理分野の行政機能をさらに改善し、教育・科学技術・文化・衛生・体育事業の発展を加速させる。合理的かつ民主的な政策決定・法に基づく行政および行政監督を強化し、健全な事前警告・緊急対処メカニズムを確立し、突発的事件とリスクに対する政府の対応能力を高める。
政府関係部門は現在、第11次5カ年計画制定の検討作業を急ピッチで進めている。計画の科学化・民主化レベルの向上に努力することで、人心を奮起させ、人々の知恵と力を集結した発展の青写真・行動綱領を作り上げる。