中朝外相会談、台湾問題などで意見交換
朝鮮を公式訪問中の李肇星外交部長は3月23日午後、平壌の百花園国賓館で、朝鮮の白南舜外相と会談した。
李外交部長は「中朝友好協力関係の発展は中国共産党と政府の確固として揺ぎない方針だ。中国は朝鮮と共に『伝統を受け継ぎ、未来に目を向け、善隣友好を築き、協力を強化する』精神で、中朝関係のたゆまぬ発展を引き続き進めていきたい」と強調した。
これに対し、白外相は「朝鮮は中国の姿勢を高く称賛する。朝鮮と中国の友誼を引き続き発展させ、強固にすることが朝鮮労働党と政府の一貫した立場だ。両国の共同の努力で、この関係を一層充実させ、活力をさらに蓄えたい」と表明した。
両国はそれぞれ自国の状況と対外政策についても説明した。台湾問題に言及した際、李外交部長は「台湾地区の選挙結果に関わらず、中国が世界に一つしかなく、台湾が中国の一部であるという事実は変わらない」と強調した。白外相は「朝鮮は引き続き中国の台湾問題についての立場を支持する」と表明した。
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