2004 No.14
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>> 経済

 

中国、8万5000キロの高速道路計画
「7918」を立案

中国交通部総合計画司の李興華副司長は「第2回全国道路ハイテク刷新高級フォーラム」の席上で、国の高速道路網計画について講演を行い、計画はすでに立案され、国務院の認可を待つばかりであることを明らかにした。

この計画によれば、中国は「7918」高速道路ネットワークを構築する。「7918」は7本の環状線、9本の縦断線、18本の横断線で、総距離は8万5000キロに及ぶものである。このうち、首都北京と各省の省都を結ぶ7本の環状線は1万8000キロに達する。

この計画によれば、高速道路網は人口20万人以上の319都市を結び、すべての省都のほか、香港や澳門なども入る壮大なものである。東部地域では、原則的には30分以内に高速道路に乗り入れるように設計される予定である。

李副司長によれば、これらの高速道路には「国家高速」という統一の名称が用いられ、各高速道路に一桁あるいは二桁の番号が振られる。7本の環状線には1−9までの数字が使用される予定で、北京−上海線が1号になる見込みである。

また、長江デルタや珠江デルタ、環渤海湾地域など三大都市圏内部に都市間高速道路網を構築し、構築コストを極力低く抑えていく方針が明示された。