2004 No.14
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中国科技部、中国西部資源依存型都市の
経済モデル移行を支援

中国科技部の関係筋は3月25日、化学工業新素材産業化発展シンポジウムの席上で、「科技部は中国西部の資源依存型都市の経済モデル移行を支援しており、新素材産業を発展させ、経済の全面的な発展を求めている」ことを明らかにした。

科技部高新技術司の邵立勤氏はこのシンポジウムで、「西部地域の資源依存型都市は情報化産業発展の条件がまだまだそろっておらず、現有の資源を活用し、ハイテクに頼って新素材産業を発展させ、新型工業化の道のりを歩くべきだ」と述べた。

西部資源依存型都市の代表としての甘粛省金昌市の李建華市長は「西部地域のかなりの都市は資源に依存して発展し、同様な威嚇にさらされている。資源依存型都市は従来の資源優位性を生かし、従来の基幹産業を改造すると同時に、新たな経済成長ポイントを育成しなければならない」と述べた。

金昌市の湯緒副市長は「西部大開発の中で、思想、観念を転換させるべきである。資源依存型都市は産業チェーンを延ばし、産業群を拡大し、工業構造のグレードアップを推し進めるべきである。科技部は金昌市で国家クラスの新素材産業化基地を建設することを承認し、化学工業新素材産業の発展でハイテクエンド製品に合わせるという発展の構想を決めた」と述べた。2002年10月、科技部は「西部新素材行動」、「デジタル・デバイド縮小――西部特別行動」、「西部新エネルギー行動」、「生産力促進センター」など一連の西部計画を実施し、さらに数億元を投入して西部大開発に取り組んでいる。