2004 No.14
(0329 -0402)

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唐家せん国務委員、日本の川口外相と会見

中国の唐家せん国務委員は4日北京で、来訪の日本の川口順子外相と会見した際、「日本は中国側の重大な関心及び中国人民の感情に及ぶ問題を重視し、中国側の立場と合理的な主張を尊重し、中日間の三つの政治文書及び日本側のこれまでの承諾に基づき、両国関係を適切に処理すべきだ」と強調した。

唐家せん国務委員はその際、「中日関係の主流は良好なものであるが、両国の間で最近起こっている少なくない問題に注目する必要があり、これらの問題について、中日双方は率直に意見を交換すべきだ」と述べた上、台湾問題、歴史問題及び釣魚島問題での中国側の原則と立場を表明した。

これに対して、川口外相は「双方が日中友好関係を守る角度から、関係問題での各自の立場を述べたことは非常に有意義なことだ。日中友好関係を前へ発展させるため、日本は中国側と協力し、双方の知恵によって存在する問題を克服していきたい」と述べた。

川口外相はさらに、日本は「台湾独立」を支持しないと改めて表明すると共に、「歴史上誤った政策のもとで、日本はアジア諸国を侵略し殖民地統治をしたことが、これらの国の国民に災難をもたらした。これに対して日本は深く反省している」との考えを示した。