2004 No.15
(0405 -0409)

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中日合作の新歌劇「楊貴妃」が5月に公演

報道によると、楊貴妃(719〜756年)の馬嵬坡(ばかいは)での自害は、中国人なら誰もが知っている歴史物語である。ところが日本では、「楊貴妃はその後日本に逃げ延び、余生を過ごした」という伝説が生まれている。日本には「楊貴妃の墓」まであるという。

この伝説を題材にした新歌劇「楊貴妃」が5月に公演されることになり、現在、北京の中国歌劇舞劇院で真剣なリハーサルが行われている。同歌劇の主要なスタッフと出演者は中国歌劇舞劇院の人たちで、また、長年にわたり中日文化交流事業に尽力してきた深見東州氏が費用を負担し、企画・準備にも携わっている。同歌劇のストーリーは次の通り。

唐の時代、玄宗皇帝と楊貴妃は日本からの留学生を受け入れる。学生らは楊貴妃に中国の歌舞を学ぶとともに、楊貴妃と玄宗皇帝の愛の物語を目の当たりにする。「安史の乱」の後、楊貴妃は日本人の弟子「貞子」と「赤雄」に守られて日本へ渡り、流浪の生活を送る。異国にあって故郷を思う楊貴妃の気持ちは強く、愛する人との再会を待ち望みながら日々を過ごしていく。