2004 No.15
(0405 -0409)

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曽国家副主席、京セラの稲盛名誉会長と会見

曽慶紅国家副主席は4月6日、北京の人民大会堂で中日友好協会の招待で訪中した京セラの稲盛和夫名誉会長ら一行と会見した。会見の冒頭で曽副主席は、稲盛名誉会長が中日友好協会から「中日友好使者」の称号を授与されたことを祝福し、中日経済協力の促進と中国の社会公益事業のために、稲盛名誉会長と京セラが長年にわたり積極的な努力を傾けたことを称賛した。

曽副主席は「中国政府は日本との善隣友好協力関係の発展を一貫して重視している。これは両国人民の根本的利益に合致する」と指摘し、「われわれは一貫して『中日共同声明』など3つの政治文書の原則を厳守することを主張し、『歴史を鏡とし、未来に目を向ける』という精神で両国間の問題を処理し、新世紀における長期的で安定した健全な中日友好関係の構築に努力してきた」としたうえで、「中日両国の人民が世々代々友好であり続けるため、日本の経済界が積極的役割を果たすのを希望する」と述べた。