2010年までの中国の航空業界の成長率は10％

中国民間航空総局（民航総局）は、地方局の再編航空料金管理制度の制定などを通じて、航空業界の発展に力を入れている。同局の楊元元局長は4月６に開かれた日米中航空フォーラムの席上で、2010年までは航空業界の成長率を10％にする目標を提示し、次のように語った。

2004年1、2月の中国航空業界では、各事業の生産指標が前年同期で軒並み20％前後増加した。この成長速度を維持できれば、今年の旅客輸送量は前年比19％増の１億３380万人、貨物輸送量は前年同期比14％増の250万トン増える見込みである。

楊局長はさらに、中国の航空業界も世界の航空業界と同じように、今後は安全面を向上させていくべきだと指摘し、海外の先進技術や管理体制を積極的に学ぶ必要があると強調した。