中国の1−3月の貿易額は38%増、
対日貿易は368億ドルに
2004年第1・四半期の中国の貿易総額は約2400億ドルに達し、前年同期と比べて38%伸びたことが明らかになった。そのうち輸出は1160億ドル、輸入は1240億ドルで、前年同期と比べてそれぞれ34.1%、42.3%増えた。貿易赤字は約85億ドルであった。
3月のひと月の貿易総額は900億4000万ドルに達し、前年同期と比べて42.8%増えた。貿易赤字は5億4000万ドルとなったが、月ベースの貿易総額は過去最高となった。この期間の貿易では外資系企業による輸出入が活発で、総額は1368億ドルに達し、総額の半分以上を占め、前年同期比46.3%の成長を見せている。
この期間、国別貿易額から見て、対日貿易が最も多く、総額は368億ドルとなった。次いで米国は351億ドル、EUは350億1000万ドルであった。貿易の状況では、香港との貿易の伸びは25.1%にとどまったが、その他の国とはいずれも30%を超える伸びとなった。
国家発展改革委員会の馬凱主任は3月6日、今年の中国の対外貿易総額のマクロコントロール目標として8%という数字を提示したが、1−3月はこれを大きく上回る数字となっていると語った。
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