次世代通信衛星「シノサット2号」 を
来年打ち上げへ
中国航天科学技術集団の張慶偉総経理は4月8日、「東方紅4号」衛星通信網を構成する最初の次世代通信衛星「シノサット2号」の開発が進んでおり、来年にも打ち上げが予定されていることを発表した。
張総経理は「通信衛星として『シノサット2号』の性能は世界的なレベルに達している」と説明する。3月末には、西昌衛星発射センターとの「シノサット2号」合同訓練が無事終了した。これは中国で初めて空輸方式を採用した衛星整備・輸送であり、打ち上げ地での検査時間とプロセスの短縮に向かって、新たな一歩が踏み出されたといえる。
|