2004 No.18
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対外連絡部副部長、中朝首脳会談の
成果について語る

4月22日の報道によると、朝鮮労働党の金正日総書記(国防委員会委員長)が4月19日から21日まで、胡錦涛中国共産党中央委員会総書記(国家主席)の招きに応じて、中国を非公式訪問した。中朝両党・両国の首脳会談があげた成果について、中国共産党中央委員会対外連絡部の劉洪才副部長に聞いた。インタビューの内容は次のとおり。

今回の金正日総書記の訪中と中朝最高首脳会談は、中国の新しい中央指導部の発足後に初めて行われたものである。両党・両国の指導者は中朝両党・両国関係のさらなる発展や国際情勢と地域情勢、朝鮮半島の核問題について深く意見を交わし、広範な共通認識を得、次の4分野でプラスの成果をあげた。

(1)中朝友好を引き続き強化し、発展させるという共通の願いを伝えた。

(2)理解を深め、相互信頼を増進し、友好を深めた。中朝両党・両国の指導者はそれぞれ自国の国内情況を説明し、経済建設、農村の発展、都市の管理、党の建設、国際情勢と地域情勢など多くの分野について、幅広く突っ込んで話し合うことができた。中朝両党・両国の指導者がさまざまな形で共に関心のある問題について頻繁に交流し、率直に見方を交換することは、重要な意義とプラスの効果があると双方は考えている。双方は、中朝両党・両国の指導者が頻繁に会談する伝統を継承することを表明した。

(3)交流と協力の更なる強化について重要な共通認識が得られた。中国側が行った上層部の往来の強化、全面的な協力の深化、国際政治面での協調強化、経済・貿易関係の密接化という4つの重要な提案は、朝鮮側の積極的な賛同を得た。

(4)6者協議を共に推進することで一致した。双方は、北京で開かれた3者協議とこれまでの2回の6者協議の成果を高く評価し、対話を通じての核問題の平和的解決を引き続き堅持し、6者協議を引き続きともに推進することで合意した。