上海のブルーカラー発明賞、
有人宇宙船関係の技師から受賞
一般労働者による発明、技術改良を奨励するための賞については、上海市労働組合総会が企画した第5回「上海市労働者発明家」の選考結果が12月26日公表された。
200人の候補者の中から10人の労働者発明家が選ばれた。今年は、中国初の有人宇宙飛行に使われた「神舟5号」宇宙船の、部品加工法を考案した上海航天局の高級技師、人工速成林の木材、麦わらなどを使って板材の新製法を発明した技術者、ドイツから輸入した鋼板をカットする機械の34カ所に改良を加え、毎年会社に1700万元の利益を生み出した、大手鉄鋼メーカー「宝山鉄鋼」の36歳の技師、港湾用クレーンを発明した物流関連企業の従業員などの十人が選ばれた。選ばれた10人とも高校しか出ていない人たちということである。
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