外交部、米議会の台湾WHO参加支持に不快感
劉建超外交部スポークスマンは5月11日の記者会見で、記者からの「米議会が台湾の世界保健機関(WHO)への参加を支持する決議をしたが、これについてどう論評するか」との質問に次のように答えた。
米議会は中国の反対を顧みず、いわゆる台湾のWHO参加を支持する議案を可決した。中国はこれに対し強い不快感を表明するとともに、米国側に厳重な申し入れを行った。
台湾当局がWHO参加を企む真の目的は衛生問題ではなく、国際的な場で「二つの中国」「一つの中国と一つの台湾」を作り出し、ひいては「台湾独立」の陰謀を実現させるためだ。このような企みは絶対思いどおりにはいかない。
われわれは米国が「一つの中国」の政策を堅く守り、中米3つの共同コミュニケを守り、「台湾独立」に反対する約束を守り、WHOで台湾と関連ある問題を慎重かつ適切に処理して、中米関係を損なわないよう促す。
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