2004 No.21
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>> 経済

 

中国2大石油企業が北京五輪の
スポンサー権を争奪

2008年北京オリンピックの開催は、中国の諸産業に新たなビジネスチャンスを提供しているが、石油化学分野も例外ではない。中国石油化学工業グループ公司、中国石油天然ガスグループ公司の二公司はオリンピックのスポンサー権獲得をめぐって激しい競争を展開している。

北京オリンピック委員会の協賛スポンサーは、北京五輪関係スポンサーの中でも上位に属するもので、権利を獲得できる企業は1社のみある。

その意味で、スポンサー権を獲得することは企業にとって大きなステータスとなる。中国石油化工と中国石油天然気2公司の実力はほぼ同じで、今年第2・四半期までに確定するといわれていたスポンサー権争いは10月頃にまで延びる気配を見せている。

この2公司はこれまでも、2008年北京パラリンピック、中国オリンピック委員会、2004年アテネ五輪、2006年トリノ冬季五輪、2008年北京五輪中国体育代表団のスポンサー権獲得でし烈な争いを繰り広げてきた。権利獲得に伴う各大会の商標使用を通じてのブランドイメージの拡大は2公司にとって大きな魅力であり、互いに一歩も譲らない状態が続いている。