2004 No.22
(0524 -0528)

アドレス 
中国北京市
百万荘大街24号
北京週報日本語部
電 話 
(8610) 68326018 
(8610) 68886238

>> 週間の動き

 

国務院常務会議、中央のマクロ経済調整は正確

温家宝総理は5月21日、国務院常務会議を招集し、現在の経済情勢と中央によるマクロ経済コントロール措置の実行状況について分析し、今後の経済業務を検討した。会議は「中央によるマクロ経済コントロール強化の一連の政策措置はすべて必要かつ正確なものであり、絶えることなく引き続き実行しなければならない。中央の決定した政策措置を全面的に実行しさえすれば、経済運営における突出した矛盾と問題は必ず効果的に解決され、経済が安定かつ迅速に発展することができる」と指摘した。

会議が指摘したところによると、経済運行の慣性作用で現在の固定資産投資の伸びはなお過大で、資金融資もまだ高い状況で運営され、石炭、石油、電力は依然として不足気味であり、物価総レベルは引き続き上がっており、経済運営における突出した矛盾と問題はまだ根本的に解決されていない。マクロ経済コントロール強化の決意は揺るぎなく、力を弱めることはできない。

会議はさらに次のように強調した。(1)中国の経済生活に存在する多くの問題は、根本的に言うと構造的問題、システム問題、成長方法問題である。(2)総量コントロールを堅持しなければならないと同時に、構造調整推進やシステム改革、成長方法転換に力を入れなければならない。(3)一部業種の過度な投資と無効の成長を厳しく抑制すると同時に、経済発展のウィークポイントを適切に強化、サポートしていかなければならない。(4)投資需要の膨張を断固として抑えると同時に、消費需要の拡大に努めなければならない。(5)現在突出している問題を解決すると同時に、長期的な成長を見通さなければならない。(6)マクロ的視点から管理すべきところをきちんと管理すると同時に、市場メカニズム作用を十分に発揮させる。