2004 No.22
(0524 -0528)

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国務院台湾事務弁公室、
台湾海峡の戦争勃発は「陳水扁しだい」

張銘清国務院台湾事務弁公室スポークスマンは5月24日の記者会見で、記者の質問に対し次のように答えた。

――米国は陳水扁氏が5月20日(「総統」就任日)に発表した演説への反応として、演説が「建設的だ」とする見解を示している。これをどう論評するか。また、米国から台湾への武器売却が近年増加し続けているが、これは台湾海峡の戦争が避けられないことを意味しているのか。

われわれは米国の反応に注意している。これに対するわれわれの立場ははっきりしている。米国は、「一つの中国」政策の堅持、中米の3つのコミュニケの順守、「台湾独立」反対、および台湾の地位を一方的に変えて「台湾独立」へ向かわせようとする台湾当局の言行への反対という合意事項を誠実に守ることを繰り返し言明している。しかし、米国の今回の態度はその合意事項と一致していない。

米国の台湾への武器売却は中米の「8・17コミュニケ(台湾への武器売却の制限に関するコミュニケ)」に違反するもので、大きな誤りだと強調する。台湾海峡に戦争が勃発する可能性については、陳水扁氏の態度しだいである。