温総理、世界貧困扶助大会で5つの主張を発表
温家宝国務院総理は5月26日、世界銀行の主催で上海で開かれた世界貧困扶助大会の開会式で演説し、中国政府の次の5つの主張を発表した。
(1)平和で安定した国際・国内環境の建設に努力する。
(2)公正で合理的な国際政治経済新秩序を確立する。
(3)先進国は発展途上国をさらに多くの援助を提供する義務と責任がある。
(4)発展途上国は発展の支点を自らの努力におくべきである。
(5)国際組織は全世界の貧困撲滅事業でさらに大きな役割を発揮すべきである。
温総理は「貧困を減らし、撲滅するのは、経済問題だけではなく、政治問題でもある。各国自身にとっての緊急任務であるだけではなく、国際社会共通の責任でもある」と述べた。
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