「東京論壇」を開催、日本企業や起業者を誘致
東京で6月6日、在日中国科学技術者連盟が主催するフォーラム「2004東京論壇――中国創業投資環境、中日科学技術経済貿易交流会」が開催された。
フォーラムには、日本の各地と各分野で活躍する中国系専門家と中国から訪れた地方行政機関の代表200人余りが集まった。
主催者によれば、フォーラム開催の目的は中国人留学経験者の帰国や起業の促進、中国各地の行政機関、経済開発区や企業による日本企業誘致活動の効率化、中日両国間の科学技術や経済貿易分野での交流の促進である。
在日中国科学技術者連盟の楊克倹会長は、会場で次のように述べた。
近年、中国各地の行政機関が留学経験者の起業に関する交流活動を行い、多くの留学生に起業への有利な環境を提供しており、中国国内で開かれた日本企業の誘致活動も中日両国の経済交流や共同発展を促進している。しかし、起業をテーマとする交流活動がいずれも中国で行われたため、中国人留学経験者、特にトップレベルの人材が交流活動への参加に間に合わないケースが多かった。日本で開かれる企業誘致活動もルートに限りがあるため、中国での投資や経済貿易活動を希望する日本企業と短い会期に多く接触するのは難しい。東京論壇は、中国の人材導入のためのプラットホームを構築するとともに、中国企業の日本への道をつくるために開催するものである。
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