3000億元規模の上海万博の建設計画を立案
上海市発展改革委員会の祝兆松副主任が6月4日、上海市政治協商会議で上海経済の現状を報告した際、上海市は今後2カ月以内に、できるだけ早く2010年に同市で開催される万国博覧会の関連施設やインフラなどの建設に関する計画を立案し、国務院に申請すると語った。
それによれば、今回の上海万博に関する建設規模は3000億元程度になる。
万博の関係直接建設プロジェクトのほか、民家の立ち退きや都市交通整備及び国際線の空港である上海浦東空港の拡張工事も含まれる。祝副主任は、現在はすでに上海万博のための住宅や工場の移転作業が進められていると語った。
先に行われた上海万博に関する投融資国際フォーラムでは、上海万博の直接投資規模はもともとの30億ドルから300億元ほどに上方修正された。上海万博局の呉雲飛副局長は、3000億元という予算は、投資総額の10倍をもとに計算されたもので、現在、われわれの主な活動は国のマクロコントロール政策のもとで立案し、認可を得るようにしていると指摘した。
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