中国建設部、外国企業の中国建設プロジェクト設計は中国企業側との協力が必要と規定

中国建設部はこのほど「外国企業の中華人民共和国国内の建設工事設計活動に関する管理暫定規定」を公表し、外国企業の中国国内建設プロジェクトの設計には中国企業側と協力して行わなければならないことを明らかにした。　

規定によると、外国企業の中国国内建設工事プロジェクトの設計は少なくとも建設行政主管部門が認めた建設工事設計資質を持つ中国設計企業１社を選出して中外協力設計を行い、協力相手の中国設計企業の資質範囲内に設計業務を担当しなければならない。協力設計プロジェクトの工事設計契約は中国企業側または中外双方の設計企業が共に建設企業と調印し、契約でそれぞれの権利、義務を明確にしなければならず、工事設計契約は中国語で作成される。外国設計企業の中国国内建設工事設計業務の請負は中国政府が発布した工事建設強制性標準と工事設計文書制定規定の要求と合致しなければならず、設計費用は中国の設計費用標準に従って取得し、中国の関連法律の規定通りに中国政府に納税する。秘密工事、危険工事、災害救援工事、中国が開放していない他の工事には外国企業の設計参与を禁止する。同規定は６月10日より正式に施行する。