2004 No.24
(0607 -0611)

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外交部、外国軍隊駐留に反対

劉建超外交部スポークスマンは6月8日の記者会見で、在韓米軍削減の動きに関連して「いかなる国における外国軍隊の駐留にも賛成しない」との見解を示した。記者との一問一答は次の通り。

――報道によると、米国は近く韓国に駐留する米軍兵力を削減するという。中国はこれまで米国に対し朝鮮半島核問題で柔軟な姿勢をとっている。中国は米国のこうした動きが朝鮮半島核問題の解決に対し積極的意義があると思うか。

原則論から言って、中国はいかなる国に外国軍隊が駐留することにも賛成しない。われわれはまた、特定の歴史的な原因によって、この地域に外国軍隊が駐留している状態がまだ存在しているということにも留意している。これは関係国の間で交わされた二国間の合意によるものだ。われわれは、この地域の各方面の信頼関係樹立や地域の平和・安定に寄与する行動を、関係国が多く取るよう望む。また、朝鮮半島核問題の平和的解決に役立つ措置を取るよう望む。