日本映画「犬と歩けば」、
上海国際映画祭で新人賞

第7回上海国際映画祭は6月12日、今年新たに設けた「アジア最優秀新人賞」を発表した。アジア最優秀新人監督賞は、中国映画「雲の南」の朱文監督と、タイ映画「私の記憶の中の女の子」を共同製作した6人の監督に贈られた。アジア最優秀新人映画賞は日本映画「犬と歩けば　チロリとタムラ」（篠崎誠監督）が獲得した。
アジア最優秀新人賞の米国人審査員デビッド・ボードウェルさんは「犬と歩けば　チロリとタムラ」を高く評価した。ボードウェルさんは「最優秀新人映画賞の『犬と歩けば　チロリとタムラ』はユーモアとドラマ性を兼ね備え、編集がとりわけなめらかだ。アジアの新人映画人による映画はアジア映画の未来に希望を見せた」と語った。