2004 No.25
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胡主席、アフガニスタン暫定政権大統領と会見

ウズベキスタン訪問中の胡錦涛国家主席は6月16日午後11時(現地時間)、首都タシケントの宿泊先である国賓館で、上海協力機構首脳会議の議長国に招かれて同会議に参加するアフガニスタン暫定政権のカルザイ大統領と会見した。

胡主席は「このほどアフガニスタンで中国人労働者がテロ襲撃に遭ったことに、私はとても驚き、深く心を痛めた。中国政府と中国人民はこの残忍悲道な暴力行為を強く非難する。亡くなった11人の中国人労働者はアフガニスタン和平復興と中国・アフガニスタン両国の友好事業に参画するため貴重な尊い命を捧げた。われわれは永遠に彼らを追悼する」と語った。さらに胡主席はアフガニスタン政府が事件発生後の善後処理を適切に行っていることを評価するとともに、「現在事件の真相はまだ不明で、犯人はまだ完全には逮捕されていない。われわれはこれに大きな関心を寄せている。アフガニスタン政府ができるだけ早く事件を解決し、法により犯人を厳罰に処し、効果的な措置を取って、アフガニスタンでの中国国民の安全を保障するよう望む」と指摘した。また胡主席は「今回の事件はテロリズムがわれわれの共通の敵であり、3つの勢力(テロリズム・分裂主義・極端主義)がこの地域の平和と安定に対する重大な脅威であることを再び示した。中国政府の反テロ、3つの勢力撲滅の決心は変わることがない。われわれは国際反テロ協力に積極的に参画する」と強調した。

胡主席はまた「中国とアフガニスタンの善隣友好協力関係の発展は中国の一貫した政策だ。テロリストが中国人労働者を襲撃する事件が起きても、中国とアフガニスタンの友好発展の歩みは妨げられない。中国は今後もこれまでと少しも変わらず両国の善隣友好と互恵協力を強化し、アフガニスタン和平復興を積極的に支持、参画する」と表明した。

これに対し、カルザイ大統領は「アフガニスタン政府はいかなるテロリズムも決して許さず、テロリズムと引き続き断固戦っていく」と述べた。