2004 No.26
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南開大学の教員、「橋本萬太郎
歴史音韻学賞」を受賞

天津市で6月19日夜、国際中国語言学学会(IACL) の今年度の「若手研究者賞」と「橋本萬太郎歴史音韻学賞」の選考結果が発表され、南開大学文学院の教員でチベット族の意西微薩・阿錯(イシウィサ・アツォ)氏が両賞を独占した。イシウィサ・アツォ氏は南開大学の出身で、チベット族としては初の言語学博士で、専門は漢語(中国語の普通話)とチベット語の比較、言語の接触に関する研究、言語哲学や哲学認識論の研究などである。今回の論文のテーマは、「言語の深度の接触メカニズムと、チベット語と漢語の言語類型の差異についての問題」である。

国際中国語言学学会は、中国言語学研究では世界的に権威のある学術団体。毎年1回開催される学会では、35歳以下と助教授以下の中国言語学専門の若手研究者を対象に、「若手研究者賞」と「橋本萬太郎歴史音韻学賞」の2つの賞を選出する。