2004 No.26
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章スポークスマン、第3回6者
協議初日の状況を説明

章啓月外交部スポークスマンは6月23日午後6時40分、北京の釣魚台大飯店の6者協議プレスセンターで記者会見を行い、朝鮮半島の核問題をめぐる第3回6者協議の初日の状況を国内外の記者に説明し、記者の質問に答えた。説明の主な内容は次の通り。

全体会議の第1項目の議事日程は、6者協議作業部会会議の議長を務めた中国の寧賦魁朝鮮半島核問題担当大使による作業部会会議についての報告聴取だった。報告の後、各国代表団の団長は今回の作業部会会議を評価し、同会議の順調な運営に対し意見を述べた。各国代表はいずれも、作業部会会議が有益で、和平協議を行う上で重要な役割を果たし、第3回6者協議のために良好な準備を整えたと考えている。

づついて、会議は実質的討議に入り、朝鮮、米国、韓国の代表団団長が相前後して発言した。

きょうの会議をまとめると次の3つの特徴があった。

(1)会議は真剣で、実務的だった。各国は積極的姿勢を示し、会議の過程で互いに協力し、会議の進展に貢献したい願いを表明した。

(2)各国はいずれも今回の会議で進展をとげたいと考えている。米国代表団は「いまはもう一般的立場を越えて、実質的問題へと進めるべきだ」と述べた。朝鮮代表団は「朝鮮は膠着した局面の打開に貢献する用意がある」と表明した。韓国代表団は「今回の会議は実質的討議を全面的に展開すべきだ」と述べるとともに「志さえあれば必ず成功する」の言葉を引用した。ロシア代表団は「6者協議に積極的な情勢が現れている。各国は進展に努力すべきだ」と語った。

(3)各国代表団はいずれも提案を用意して参加した。朝鮮、米国、韓国の代表団は自らの案を示した。もし前回会議の成果が実質的問題について討議を始めたと言うならば、今回の会議では実質的問題の討議を繰り広げていると言える。