アジア協力対話外相会議閉幕、
アジア協力宣言を採択
山東省青島市で開かれていたアジア協力対話(ACD)外相会議第3回会合で、「アジア協力宣言」とアジア地域のエネルギー協力の枠組みを定めた文書「青島イニシアチブ」が採択された。会議は6月22日午前に閉幕した。会議の終了後、中国の李肇星外交部長とタイのスラキアット外相は記者会見を行い、李部長が今回の会議について次のように説明した。
会議では「アジア協力宣言」を採択されたが、これはアジア地域の協力の重要性と必要性を重点的に説明し、アジアの協力の方向と重点分野を明確にした。
会議ではさらに、アジア地域のエネルギー協力の枠組みを定めた文書「青島イニシアチブ」が採択された。同文書は各国によるエネルギー協力の展開への期待と決心を反映している。このほか、モンゴル、アラブ首長国連邦、イランをアジア協力対話の新加盟国に加えることとパキスタンが第4回会合の、カタールが第5回会合の主催国をそれぞれ務めることが決定された。
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