2004 No.26
(0621 -0625)

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王毅外交部副部長、
「6者協議に3つの進展」と語る

朝鮮半島の核問題をめぐる第3回6者協議の開催を前にして、同協議中国代表団の団長を務める外交部の王毅副部長は6月22日、北京で中国側記者の共同インタビューに応じた。記者との一問一答は次の通り。

――6者協議はこれまでどんな進展があったか。

最も重要な進展が3つある。

(1)朝鮮半島非核化の目標を確立したこと。朝鮮は核放棄の意思を明確に表明するとともに、核開発の凍結を核放棄の第一歩とすることを明らかにした。他の各国は朝鮮の合理的関心事の解決に応じることを約束した。

(2)対話による平和的解決の方向が明確になったこと。6者協議のシステムを形成し、作業部会を始動させ、実質的問題に触れ、和平協議プロセスを一歩ずつ前進させた。

(3)核問題解決の道筋を確定したこと。各国は「協調的措置」を取って「話し合いには話し合いで、行動には行動で」の方法で核問題および各国の関心事を解決することに同意した。