呉儀副総理、アジア太平洋地域諸国・地域間の互恵、互助と補完的な協力関係樹立を希望

呉儀副総理は6月27日、北京で開かれたPBECの経済理事会第37回国際大会の開幕式に出席した際、「中国は、アジア太平洋地域諸国・地域間の互恵、互助と補完的な協力関係の樹立を望んでいる」と述べた。

今回の大会は、PBEC成立以来初めて中国大陸で開催された同機構の国際会議であるが、呉儀副首相は席上、PBECがこの地域における民間経済機構として、自由貿易と国家・地域間の経済協力促進に積極的に貢献していることを高く評価した。

呉儀副総理は更に、「各国と各地域は、相互信頼の関係を強め、平和共存という政治的環境を作り出し、経済協力と貿易を強化し、区域経済の一体化を加速し、持久的で安定した安全環境を作り出し、この地域の平和と安全を維持していくべきだ」と強調した。