2004 No.27
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温家宝総理、中国と南太平洋
諸国との互恵協力を強調

温家宝総理は6月29日北京で、南太平洋の島国フィジーのライセニア・ガラセン首相と会見し、「南太平洋諸国との友好協力関係を発展させることは中国の外交政策の重要な部分で、中国は南太平洋諸国と太平洋島嶼国会議との互恵協力をよりよく発展させていく」との中国政府の姿勢を表明した。

温家宝総理は、その際「フィジーは、南太平洋諸国の中でも中国と最も早く国交を樹立した国であり、中国はフィジーとの関係発展を重視し、フィジー側と共に、ハイレベルの往来を維持し、経済協力と貿易での潜在力を掘り起こし、農業、林業、漁業など諸分野の強みを補完しあい、国際実務と地域実務で協調、協力し、特に国連と世界保健機関での協力を密接にするため努力していきたい」と述べたあと、フィジー政府が一つの中国の政策を堅持し、台湾当局と政府間関係を持たないことを高く評価した。

これに対しライセニア・ガラセン首相は、「フィジー人民は、中国側の長年来のフィジーに対する私心のない援助に感謝しており、これからも一つの中国の政策を堅持していく。この政策はフィジーの対中国政策の重要な基盤である」と表明した。