胡錦涛主席、フィジーとの
友好協力関係促進を希望

胡錦涛国家主席は6月30日北京で中国訪問中のライセニア・ガラセン・フィジー首相と会見し、「中国側は、フィジー側と共に努力して、中国とフィジーとの友好協力関係を更に高いレベルに引き上げていきたい」と表明した。

胡錦涛国家主席は、中国とフィジーとの関係を高く評価し、「私たち両国は、いずれもアジア・太平洋地域に位置する発展途上国であり、双方は政治面では互いに信頼し合い、経済面では互恵協力を行っており、両国の友好互恵協力関係を発展させるには、多くの有利な条件がある」と述べ、フィジー政府が1つの中国の政策を堅持していることに賞賛の意を表した。

ライセニア・ガラセン首相は、「今回の中国訪問が実り豊かな成果を収めた。双方は各分野における友好互恵協力強化の問題で意見の一致を見た」と述べ、更に「両国関係は、新しい世紀に一層全面的に発展するものと確信する」と表明した上で、フィジーが引き続き1つの中国の政策を堅持していくとの立場を重ねて明らかにした。